凍結断念、穴埋めへ=トレンチの汚染水-福島第1
東京電力福島第1原発2号機のトレンチ(ケーブルなどの地下管路)にたまった放射能汚染水の抜き取りが難航している問題で、対策を議論する原子力規制委員会の検討会が21日開かれた。東電はタービン建屋とトレンチの間に氷の壁を造って汚染水を全て抜き取る方法を断念。汚染水がある程度残った...
北朝鮮の核実験警告へけん制=韓国
【ソウル時事】韓国外務省報道官は20日、北朝鮮が自国の人権に関する国連総会第3委員会の決議に反発する声明で、新たな核実験の可能性を警告したことを受けてコメントを発表し、「核による威嚇など状況を悪化させる措置を取れば、国際社会の断固とした対応に直面する」とけん制した。さらに「...
「選挙やってる場合か」=「政権の都合」に憤り-被災地、復興遅れ懸念
「選挙などやっている場合なのか」。前回から2年足らずで多額の費用を使って行われる総選挙。東日本大震災の被災者たちは、復興がさらに遅れることへのいら立ちを募らせた。 津波被害を受けた岩手県釜石市花露辺地区の自治会長下村恵寿さん(65)は「なぜ今解散するのか」と憤る。「安倍首相...
福島第2、廃炉は東電判断=内堀知事との会談で-宮沢経産相
宮沢洋一経済産業相は17日、経産省で福島県の内堀雅雄知事と会談した。内堀知事は、東京電力福島第2原発を含む県内全原発の廃炉を要請。経産相は「福島の原発は他の原発と同列に扱うものではない」と述べ、第2原発の再稼働は難しいとの認識を示しつつも、廃炉に関しては「まずは東電が判断す...
2億5670万円で和解へ=岩手県の原発ADR
東京電力福島第1原発事故の損害賠償に関する裁判外の紛争解決手続き(ADR)で、岩手県が、原子力損害賠償紛争解決センターが示した2億5670万円の和解案を受け入れる方針であることが17日、分かった。 県は1月、2011年度と12年度に放射線影響対策に従事した職員の人件費や...
原子力協定交渉を推進=日・南ア
【ブリスベン時事】安倍晋三首相は14日午後(日本時間同)、南アフリカのズマ大統領とオーストラリア・ブリスベンで会談した。原発を含む南アのインフラ整備について、安倍首相は「日本は優れた技術に基づく安全性や人材育成を通じて貢献できる」と表明。両首脳は原子力協定の締結交渉を推進し...
トレンチ止水、不完全か=汚染水抜き取り影響も-福島第1
東京電力福島第1原発2号機のトレンチ(ケーブルなどの地下管路)で放射能汚染水の抜き取りが難航している問題で、東電は13日、タービン建屋とトレンチの接続箇所にセメント材を投入した後も、双方の水位が連動していることを明らかにした。止水が完全にできていない可能性が高く、抜き取りは...
セシウム濃度最高値に=改良工事の井戸-福島第1
東京電力は13日、福島第1原発1、2号機東側にあるくみ上げ用の井戸で、同日採取した地下水に含まれるセシウムなどの濃度が過去最高値になったと発表した。東電は「工事でくみ上げ量を減らしたことが関係している可能性がある」と説明している。 ...
大間原発、年内に審査申請=青森県知事に報告-Jパワー
電源開発(Jパワー)の北村雅良社長は13日、青森県庁で三村申吾知事と会談し、建設中の大間原発(青森県大間町)について、運転開始の前提となる新規制基準への適合性審査を年内に原子力規制委員会に申請する方針を伝えた。建設中の原発としては初めての申請となる見込み。同原発の2020年...
汚染土、4万立方メートル搬入=中間貯蔵施設への試験輸送-環境省
東京電力福島第1原発事故の汚染土を保管する中間貯蔵施設をめぐり、環境省は12日、同施設の運用開始後、最初の1年間で県内各地から汚染土計4万3000立方メートル程度を試験的に搬入する方針を明らかにした。汚染土の総量は最大2200万立方メートルと推計されており、全体の0.2%に...


