再稼働、割れる賛否=「拙速」「地域振興」-原発立地県の有権者【14衆院選】
東京電力福島第1原発事故の収束にめどが立たない中、各地の原発で再稼働に向けた手続きが進んでいる。昨年9月から続く「原発ゼロ」で国民生活に大きな混乱は生じていないが、火力発電燃料の輸入コスト増で電気料金の値上げも相次ぐ。衆院選の投票日を前に、原発立地県の住民は賛否の意思表示に...
麻生閣下 失言連発でゆがむは口元ばかり 「子どもを産まないのが問題だ」
麻生太郎財務相は8日、少子高齢化に伴う社会保障費増に絡み「子どもを産まないのが問題だ」とした自身の発言について、保育施設などが不足し「産みたくても産めないのが問題」との趣旨だったと釈明した。 衆院選立候補者が岐阜県笠松町で開いた個人演説会で述べた。麻生氏は発言に批判が出てい...
原発再稼働、与党前向き=次世代除き野党は反対【14衆院選】
今回の衆院選は、「原発ゼロ」の状況下で行われる最後の国政選挙となる見通しだ。来年2月にも九州電力川内原発の再稼働を控えているためだが、東日本大震災に伴う東京電力福島第1原発事故以降、原発政策への世論の関心は高い。各党幹部の発言などから、原発をめぐる主張の違いを点検した。 ...
放射能木くず投棄で有罪=「原発事故被害の拡散」-大津地裁
滋賀県高島市の河川敷に、放射性物質に汚染された大量の木くずが不法投棄された事件で、廃棄物処理法違反罪に問われた経営コンサルタント会社社長田中良拓被告(42)の判決が2日、大津地裁であり、赤坂宏一裁判官は懲役1年6月、保護観察付き執行猶予3年、罰金100万円(求刑懲役2年、罰...
原燃の断層説明「一応納得」=再処理工場の調査終了-規制委
原子力規制委員会は2日、原発の使用済み核燃料からウランやプルトニウムを取り出し、再利用を目指す日本原燃の再処理工場(青森県六ケ所村)などで2日間の現地調査を終えた。原燃は敷地内に活断層はないと主張している。調査団の石渡明委員は取材に「(原燃の説明は)一応納得できる」との考え...
原発「重要」か「ゼロ」か=各党公約に温度差【公約比較】
原発政策に関する衆院選公約で、自民党は原発を「重要なベースロード電源」と位置付け、活用を続ける方針を打ち出した。しかし、与党の公明党や野党の民主党などは、東京電力福島第1原発事故の反省を踏まえ、将来的な原発ゼロを掲げている。自民と他党の政策には温度差がある。 ...
<衆院選>洋上投票、蚊帳の外 漁業者憤り
12月2日公示の衆院選で、遠洋漁船などの乗組員が船からファクスで投票する「洋上投票」ができず、蚊帳の外に置かれている。抜き打ちの解散で、ほとんどの船が事前に手続きできないまま出航したためだ。同じく短期決戦だった2012年の衆院選でも東北の投票実績はゼロ。気仙沼市の漁船基地か...
2号機プール、冷却一時停止=福島第1、原因調査-東電
東京電力は27日、福島第1原発2号機の使用済み燃料プールの冷却が停止したと発表した。冷却は約5時間後に再開され、温度上昇は0.6度だった。東電によると、27日午後4時45分ごろ、2号機使用済み燃料プールの冷却に使われるポンプが自動停止した。通常、冷却に関わる弁を開いた状態に...
ブラジルで風力発電=車14万台生産相当量-ホンダ
【シャングリラ(ブラジル南部)時事】ホンダは26日、世界4位の自動車市場があるブラジルで風力発電所を稼働させた。同社の現地での四輪車生産(年間14万台)に必要な電力に相当する約9万5000メガワット時を発電する。ブラジルの自動車業界としては初の取り組みとなる。約1億レアル(...
原発、廃炉か再稼働か=老朽施設、選別開始-電力各社
※記事などの内容は2014年11月26日掲載時のものです 稼働から40年前後の老朽化した原発を廃炉にするのか、再稼働を目指すのか、電力各社が選別を本格的に始めた。関西電力は、高浜原発1、2号機(福井県)について、国内初となる運転期間延長に向けた手続きに入ることを決めた。稼働...


