初の核実験「太陽のよう」=原爆開発70年で研究者-米
【ワシントン時事】米国が第2次大戦中に進めた原爆開発計画「マンハッタン計画」の成功から70年を迎えることを記念するイベントが2日、ワシントンで2日間の日程で始まった。イベントには計画に参加した当時の研究者ら十数人も出席。一人ひとりがマイクを通し、「初の核実験は太陽が昇ったよ...
口永良部島、全島避難=住民ら137人、屋久島に-噴火活動続く・鹿児島
鹿児島県・口永良部島では29日午後も、活発な噴火活動が続いた。噴火警戒レベル5(避難)を受け、避難指示が出た島民らは同日午後5時半ごろ、フェリーで近くの屋久島に到着。公民館など3カ所に避難した。 口永良部島がある屋久島町は噴火を受け、同日午前10時20分に全島避難を指示した...
汚染水、排水路に漏れる=福島第1、港湾へ-東電
東京電力は29日、福島第1原発で放射能汚染水を移送中に一部がホースから漏れたと発表した。漏えいした汚染水は側溝から排水路へ流出したとみられ、直接外洋に出るのを防ぐため、東電はくみ上げて港湾に排出している。 東電によると、29日午前10時10分ごろ、3号機タービン建屋に汚...
派遣自衛隊員の自殺者はイラクで29人、インド洋25人
2003年から09年までイラクへ派遣された自衛隊員のうち、在職中に自殺で死亡したと認定された隊員が29人いることがわかった。27日の衆院の特別委員会で明らかになった。防衛省によると、うち4人は、イラク派遣が原因のストレスで自殺に至ったとみられるという。イラクに派遣された自衛...
川内原発、初の審査終了=再稼働、7月下旬以降-保安規定も認可・規制委
原子力規制委員会は27日、九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)の再稼働の前提となる審査で、事故時の対応手順などを定めた「保安規定」を認可した。2年近くにわたった審査はこれで終了。九電は1号機について7月下旬の再稼働を目指している。 ...
安倍首相「隊員のリスク高まらぬ」=海外派兵の例外、機雷掃海のみ-衆院特別委
集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障関連法案は27日午前、衆院平和安全法制特別委員会で実質審議に入った。安倍晋三首相は、新法制定で海外での自衛隊の活動範囲が広がることについて「新たな考え方への変更そのものが、活動に参加する自衛隊員のリスクを高めるとは考えていない」と述べ...
<原発30キロ>孤立2318集落 複合災害時、対策進まず
原発事故に備えた避難計画策定が義務付けられる全国の原発30キロ圏内の市町村に、大地震発生時などに土砂崩れなどで孤立する恐れのある集落が計2318集落あり、計約20万人が住んでいることが内閣府の資料で明らかになった。原発事故は大地震などとの複合災害として発生することが懸念され...
処分場選び仕切り直し=「核のごみ」対策、遠い道のり-政府
政府は、原発の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)を地中深く埋める最終処分場の選定作業を仕切り直す。処分事業の必要性を説明するシンポジウムを23日から全国9都市で順次開くほか、6月には自治体向けの説明会も行う。情報発信の強化を通じ、長年の懸案である処分場確...