仏風刺紙への抗議続く、政府主催に80万人 教会45か所に放火も
【AFP=時事】フランスの風刺週刊紙シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)が、本社に対する銃撃事件後初めて発行した14日の最新号で、表紙にイスラム教の預言者ムハンマド(Mohammed)の風刺画を掲載したことに対し、世界各地ではイスラム教徒らによる抗議が続いている。
ロシア南部のイスラム教徒が大半を占めるチェチェン(Chechnya)共和国では、首都グロズヌイ(Grozny)で政府主催の抗議集会が行われ、数万人が参加した。ロシア内務省では、80万人以上が参加者したと集計している。 西アフリカのニジェールでは16日に第2の都市ザンデール(Zinder)のデモで5人が死亡、45人が負傷したのに続き、17日に首都ニアメー(Niamey)で行われたデモが暴徒化し5人が死亡、128人負傷した。政府は17日にデモを禁止したが、警察によるとニアメーでは週末だけで、45か所のキリスト教の教会が放火された。またキリスト教系の学校や児童養護施設なども放火された。【翻訳編集】 AFPBB News AFP=時事 1月19日(月)21時43分配信