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茨城県の被害

 

 

 茨城県は、沖合が震源域となり、関東平野の弱い地盤も相まって、宮城県や福島県と共に広範囲で激震を観測した。

 

 地震の揺れ自体による被害としては、震度6以上の揺れを観測した市町村は29市町村であり、これは宮城県26市町村、福島県33市町村と並んで多かった。 NEXCO東日本の各ICに設置された震度計で震度6強相当以上を観測したのも、宮城県6地点と福島県6地点に次いで茨城県3地点であり、その中でも最大震度を観測したのは水戸南ICであった。

 

 そのため、揺れによる家屋損壊も福島県と宮城県に次いで大きく、犠牲者数も福島県に次ぐ多さであった。

東海村で常陸那珂火力発電所の煙突200m付近で作業員9人が作業中だったが、鋼鉄製の床板とともに転落した4人が犠牲に、行方市では鹿行大橋が崩落し1人が犠牲になるなどした。

 

 津波の被害としては、浸水面積は23㎢であり、福島県と接する北茨城市で犠牲者が出た。 また、高萩市、日立市、ひたちなか市、大洗町、神栖市などで市街地が浸水した。

 

 液状化現象の被害も広範囲であり、特に霞ヶ浦・北浦南岸から利根川下流一帯の潮来市、神栖市、鹿嶋市、稲敷市などで被害が大きく、1万戸弱が被害を受けた。

 

 

千葉県の被害

 

 

 津波の被害としては、浸水面積は17㎢であり、旭市で犠牲者が出た。 また、銚子市、山武市など北東の沿岸部が浸水した。

 

 液状化現象による被害としては、 東京湾岸の埋め立て地で液状化現象が相次ぎ、特に市域の大部分が埋め立て地であった浦安市では深刻な被害が発生した。

我孫子市布佐(ふさ)東部地区[注 1]の液状化では119棟の家屋が全壊扱いとなった。我孫子市は2012年1月時点での倒壊の虞から約50棟に解体を要請したが、修理して住み続ける人もいた[注 2][67]。また、市原市にあるコスモ石油千葉製油所では大規模なコンビナート火災が発生した。

 

 

その他の都県の被害

 

 栃木県では、芳賀町にある本田技術研究所で壁が崩れて1人が犠牲に、那須烏山市の夫婦が山崩れに巻き込まれて犠牲になるなどした。

 

 東京都では、千代田区にある九段会館の天井仕上げ材の一部が崩落して2人が犠牲に、江東区の金属加工工場では化学薬品トリクロロエチレンを含んだガスが充満し、吸い込んだ従業員2人が犠牲に、町田市にある大型スーパーコストコの駐車場のスロープが崩落して2人が犠牲になるなどした。

 

 

日本国外の被害

 

 アメリカ合衆国のカリフォルニア州クレセントシティでは5人が太平洋を渡った津波にさらわれ、うち1人が犠牲になった[68][69]。インドネシアのパプア州でも、津波により1人が犠牲になり、5人が行方不明となった[70]。

 

 

 

「東日本大震災」の書誌情報

項目名: 東日本大震災

著作者: ウィキペディアの執筆者

発行所: ウィキペディア日本語版

更新日時: 2013年8月1日 22:33 (UTC)

取得日時: 2013年8月2日 13:36 (UTC)

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