「脱原発テント」内で暴行、男15人を書類送検
東京・霞が関の経済産業省前の「脱原発テント」にいた数人に暴行したとして、警視庁公安部は10日、都内などに住む右翼団体幹部ら23~67歳の男15人を暴力行為等処罰法違反(集団暴行、脅迫)容疑で書類送検した。
発表によると、15人は今年3月1日、経産省前に街宣車15台で乗り付け、市民団体が設置したテント内にいた数人に「国有地なんだ。出て行け」などと言って、テントを蹴るなどした疑い。いずれも容疑を認め、「裁判で立ち退きを命じられたのに、出て行かないからだ」などと供述しているという。
事件3日前の2月26日、東京地裁がテント撤去などを市民団体側に命じる判決を言い渡していた。市民団体側は控訴している。2015.8.10読売新聞