イスラエル、ガザに空爆=ロケット弾着弾に報復
【アンカラ時事】イスラエル軍によると、6日夜、パレスチナ自治区ガザから発射されたロケット弾1発がイスラエル南部に着弾した。負傷者はいないという。これに対し、イスラエル軍はガザ北部の武装組織の拠点を空爆した。 5月末と今月3日にもガザからのロケット弾がイスラエル領内に着弾、イスラエル軍が報復攻撃をしていた。 3日の攻撃をめぐっては、ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスと対立関係にあるイスラム厳格派(サラフィスト)組織が犯行声明を出した。ハマスが同組織の男性を殺害したことに対する報復だと主張している。 このサラフィスト組織は、過激派組織「イスラム国」への支持を表明しており、昨夏のガザの戦闘をめぐるハマスとイスラエルの停戦合意に対しても批判的な立場を取っている。時事通信 6月7日(日)14時31分配信