排水路のポンプ停止=汚染雨水、外洋流出-福島第1
東京電力福島第1原発で放射能に汚染された雨水が排水路を通じて外洋に流出していた問題で、東電は21日、流出防止のため設置した雨水くみ上げ用ポンプが停止していたと発表した。雨水は外洋に流出していることが確認された。東電が原因を調べている。
東電によると、ポンプは外洋につながる排水路の雨水をくみ上げ、第1原発の港湾につながる別の排水路へ流していた。 21日午前8時45分ごろ、第1原発4号機南側に設置した雨水くみ上げ用ポンプ8台が停止しているのを作業員が確認。20日午後2時半の時点では動いていたが、いつから停止したかは分かっていないという。(2015/04/21-13:24)