再エネ試算を疑問視=「実現可能性考慮せず」-宮沢経産相
宮沢洋一経済産業相は7日、閣議後の記者会見で、環境省が2030年の総発電量に占める再生可能エネルギーの比率が最大約35%に達するとの試算をまとめたことについて「実現可能性が十分に考慮されていない」と疑問を呈した。その上で、30年の電源構成の検討に際し、「(試算を)基礎として用いることはできない」と述べた。 経産省は原発依存度の引き下げに向け、30年時点の再生エネ比率を20%台半ばにする方向で調整している。(2015/04/07-10:47)時事ドットコム