原発汚染水流出、東電に抗議=経産相に指導要望-地元4町
福島県の楢葉、大熊、富岡、双葉の原発立地4町の協議会は5日、東京電力福島第1原発で汚染された雨水が排水路から海に流出していた問題で、東電本店を訪れ、広瀬直己社長に抗議文を渡した。抗議文は「原発の安全確保は復興の大前提で、信頼を大きく損なう行為に厳重に抗議する」と東電を批判している。 東電訪問後、協議会会長の松本幸英楢葉町長は経済産業省で宮沢洋一経産相と会談し、再発防止に向けて東電への指導を徹底することを要望した。経産相は「課題を一つ一つ前に進めていくことが重要だ。経産省としても最大限の対応を行う」と応じた。(2015/03/05-15:51)時事ドットコム