米軍は空爆支援せず=イラク北部の要衝奪還戦
【ワシントン時事】米国防総省のウォレン報道部長は2日、イラク軍が開始した北部の要衝ティクリート奪還作戦について、米軍は空爆による支援を行っていないと述べた。報道部長は「イラク側から要請がなかった」と記者団に理由を説明。ただ、事前にイラク側から作戦に関し通知は受けたという。 米中央軍当局者は先月、イラク軍が今年4~5月にも過激派組織「イスラム国」に占拠された北部モスルの奪還作戦に着手するとの見通しを表明。イラク当局者は、作戦内容を公にしたとして、不快感を示していた。(2015/03/03-06:30)