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風刺画一部にモザイク、出版へ=シャルリエブド転載-イスラム教徒中止要請・東京

 イスラム教徒が反発する預言者ムハマンドを描いた風刺画を掲載したフランスの風刺週刊紙「シャルリエブド」の襲撃事件に関連し、同紙の風刺画を収録した本を出版する予定の出版社「第三書館」(東京都新宿区)が、預言者の顔の部分をモザイクで隠すなどして発行することが6日、分かった。 書名は「イスラム・ヘイトか、風刺か」で、A5判64ページ。日本語の翻訳とともにモノクロで印刷されたシャルリエブドの風刺画を中心に48点を収録している。仏での襲撃事件後発行されたシャルリエブド特別号の表紙となった、ムハンマドが涙を流す絵も含まれている。表現の自由について漫画家やフリーライターら10人の意見も載せた。 第三書館の北川明社長(71)は、収録した風刺画について「これらは風刺ではなく、単なるヘイト(憎悪)表現ではないのか」と主張。「その議論をするのに風刺画を載せないと話にならない」と話す。預言者の顔をぼかすなどイスラム系読者に配慮したとも説明している。 在日パキスタン人協会は6日、第三書館に出版の中止などを求める抗議声明を発表した。 同協会以外にも、別のイスラム教のグループが同日、個別に大手書店に販売しないよう求める抗議を行っており、出版への波紋が広がっている。 警察当局は、風刺画を出版するだけで世界各国のイスラム教徒の激しい反発を招きかねないと警戒している。警視庁は6日、本の出版計画をめぐり混乱が生じないよう、第三書館周辺に機動隊を配置した。(2015/02/06-22:24)時事ドットコム

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