「後藤さん殺害」映像公開=イスラム国、日本も標的-安倍首相「テロリスト許さず」

 【アンマン時事】過激組織「イスラム国」を名乗るグループが1月31日夜(日本時間2月1日早朝)、フリージャーナリストの後藤健二さん(47)=仙台市出身=を殺害したとする映像をインターネット上で公開した。菅義偉官房長官は記者会見で「(後藤さん本人の)可能性が高いと判断した」と述べた。日本はヨルダン政府に協力を求め、後藤さん解放を目指してきたが、事件は最悪の結末を迎えた。

 映像では、オレンジ色の服を着てひざまずく後藤さんとみられる男性が映され、ナイフを持って立つ黒い覆面姿の男が安倍晋三首相を呼び捨てにして「勝ち目のない戦争に参加するという無謀な決断のために、このナイフはケンジを殺すだけでなく(日本)国民がどこにいようとも虐殺をもたらすだろう。日本の悪夢が始まる」などと語っている。

 安倍首相は1日早朝、記者団に「痛恨の極みだ。非道卑劣極まりないテロ行為に強い怒りを覚える」と非難。また、「テロリストたちを決して許さない。その罪を償わせるために国際社会と連携する。日本がテロに屈することはない」と述べた。 イスラム国は1月29日に投稿された音声メッセージで、イラク時間の同日日没(日本時間深夜)までに後藤さんの解放と引き換えにヨルダンが収監しているサジダ・リシャウィ死刑囚をトルコ国境に連れて来なければ、拘束しているヨルダン軍パイロット、モアズ・カサスベ中尉を直ちに殺害すると警告。ヨルダン政府は「釈放にはパイロットの生存の保証が必要」と主張して要求に応じなかった。映像では、カサスベ中尉の安否は明らかにされていない。 安倍首相は1日、ヨルダンのアブドラ国王と電話会談し、事件をめぐるヨルダン政府の支援に謝意を表明。国王は事件について「イスラムの規範と無関係の卑劣な犯罪行為」と述べ、強く非難した。 イスラム国は1月20日、後藤さんと湯川遥菜さん(42)=千葉市出身=の殺害を警告する動画をネット上に公開。72時間以内に身代金2億ドル(約235億円)を支払うよう要求。24日に湯川さんを殺害したとみられる画像が投稿された。 湯川さんは2014年7月、トルコから陸路でシリア入り。イスラム国と交戦している反体制派武装組織に同行していたが、8月半ばに北部アレッポ近郊での戦闘中に部隊からはぐれ、イスラム国に拘束されたとみられる。後藤さんは同年10月、自身のツイッターでシリアで取材中と伝えた後、同月23日を最後にツイッターの更新が途絶えていた。(2015/02/01-22:18)時事ドットコム

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