再生エネ拡大に1300億円=経産省関連1.1兆円-15年度予算
政府が14日決定する2015年度予算案のうち、経済産業省関連分の概要が7日、分かった。太陽光や風力など再生可能エネルギーでつくる電気の導入拡大に向け、送電網の容量増強に約1300億円を計上。次世代のエネルギー資源として期待されるメタンハイドレートなどの開発に約900億円を重点配分する。 一般会計とエネルギー対策特別会計を合わせた同省関連予算の総額は14年度当初予算比8%減の1兆1100億円程度となる。 エネルギー対策では、燃料高に苦しむ中小企業向けの省エネ投資補助に約400億円。燃料電池車や電気自動車の購入補助に約200億円。東京電力福島第1原発の廃炉・放射能汚染水対策費などに約500億円を充てる。(2015/01/07-23:05)時事ドットコム