評価書は年明け以降=敦賀原発の活断層-規制委
日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県)直下に活断層があるとされる問題で、原子力規制委員会の専門家調査団は10日、「活断層の可能性を否定できない」とした評価書案に対し、他の専門家から意見を聴く会合を開いた。「説明が足りない」などの指摘があったが結論には影響せず、年明け以降に評価書をまとめ、規制委に報告する見通しとなった。 会合では、2号機直下を走る断層と、敷地内の活断層「浦底断層」の関係について、「評価書の記載が不十分」などとする指摘が出た。規制委の石渡明委員は「貴重な指摘を多数頂いた。評価書をブラッシュアップ(磨き上げ)したい」と述べた。(2014/12/10-19:20)時事ドットコム