川内優先審査「高く評価」=四電社長、規制委と意見交換
原子力規制委員会は26日、四国電力の千葉昭社長を呼び、東京都内で原発の安全確保などに関して意見交換した。田中俊一委員長は「事業者から注文もあるかもしれない。協力しながら安全向上に取り組んでいきたい」と呼び掛けた。 千葉社長は、規制委が九州電力川内原発(鹿児島県)の審査を優先したことに触れ、「高く評価している。川内以降、効率性が発揮できるのではないか」と述べ、他の原発の審査が進むことに期待感を示した。また、「いろいろな場で有益な示唆をいただくのは勉強になる」と語った。 規制委は、四国電力伊方原発3号機(愛媛県)の審査を進めている。原発の安全性向上を目的とした事業者トップとの面談は10月から始まり、今回は2回目。(2014/11/26-20:22)時事ドットコム