大間原発、年内に審査申請=「建設中」で初-電源開発
電源開発(Jパワー)が、建設中の大間原発(青森県大間町)について、運転開始の前提となる新規制基準への適合性審査を年内に原子力規制委員会に申請することが6日、明らかになった。規制委にはこれまで、13原発の20基が審査を申請したが、建設中の原発は初めて。北村雅良社長が13日に青森県を訪れ、地元関係者に申請内容を説明する方向だ。大間原発は2008年に建設が始まり、東日本大震災で工事を中断した。12年10月に再開したが、完成時期は未定となっている。原発の使用済み核燃料から取り出したプルトニウムとウランを混ぜた「ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料」のみを使用する世界初の原発となる予定だ。(2014/11/06-17:37)時事ドットコム