福島第1の屋外工事中止=台風備え、汚染水処理は継続-東電
東京電力は6日、台風18号の接近に備え、福島第1原発で屋外工事のほとんどを中止すると発表した。あらかじめ大型クレーンのアーム部分を倒しておくなどの強風対策も講じた。汚染水の処理作業やタンクの見回りなどは続ける。中止するのは汚染水保管タンクの設置作業など。昨秋の大雨では、タンク群を囲うせきにたまった放射性物質を含む雨水があふれ出すトラブルが相次いだ。東電は、せきの高さをかさ上げする対策を取っているが、大雨に備え雨水の移送準備も実施したという。(2014/10/06-11:54)時事ドットコム