安倍首相、広島土砂災害の報告後も1時間ゴルフ 対応後は官邸から別荘に戻る
http://www.huffingtonpost.jp/2014/08/21/hiroshima-landslide_n_5696986.html
安倍首相、広島土砂災害の報告後も1時間ゴルフ 対応後は官邸から別荘に戻る
The Huffington Post
投稿日: 2014年08月21日 16時33分 JST 更新: 2014年08月21日 16時36分 JST
安倍晋三首相は8月20日夜、広島市の豪雨被害で救出活動が続く中、静養のため官邸から山梨県鳴沢村の別荘に戻った。土砂災害発生の一報後もゴルフを続けたことに加え、対応の指揮を執るべき首相が東京を離れ再び静養に入ったことに、民主党の海江田万里代表ら野党幹部らから批判の声が上がっている。47NEWSなどが報じた。
海江田氏は21日午前、兵庫県丹波市で記者団に「こういう時だからこそ官邸や公邸に詰めて情報収集に当たるべきだ」と強調。衆参両院で災害対策特別委員会や予算委員会を開催するよう与党に求める考えを示した。 (47NEWS「野党幹部、首相の別荘静養を批判 首相は午後、帰京へ」より 2014/08/21 14:04)
社民党の又市征治幹事長は記者会見で「行方不明者がいる状況で別荘に戻るのはいかがなものか。とんでもない判断だ」と指摘した。
一方、連立を組む公明党の山口那津男代表は「内閣としてしっかり対応している」と首相を擁護した。
首相は夏休み中。20日は土砂災害が発生した後の午前8時ごろから、山梨県富士河口湖町で森喜朗元首相や茂木敏充経済産業相らとゴルフをしていたが、約1時間後に中止。午前11時ごろ官邸に到着した。官邸で被災者救助などに関して情報収集をするなどの対応にあたった。
災害の一報を受けながらもゴルフを始めたことにも、野党から批判が出ている。
森氏は、2001年2月に実習船「えひめ丸」とアメリカの原子力潜水艦の衝突事故が起きた際、一報を受けた後もゴルフを続けたため批判され、その後の退陣につながった。森氏は「あの時は大変なことになった。早く戻った方がいい」と首相に早期帰京を促したという。事故当時、首相は森内閣の官房副長官を務めており、森氏に代わり東京で対応に当たった。
首相は21日午後、車で別荘から東京都内の首相官邸に向かった。豪雨被害の対応にあたるとみられる。
広島災害そっちのけ…別荘にとんぼ返りした安倍首相の感覚 2014年8月21日
ドドドッ――。 暗闇に不気味な地鳴りが響き、大量の土砂と岩が住宅を一気にのみ込んだ。2~11歳の男児3人を含む計39人が死亡、7人が行方不明になった20日の広島市の土砂崩落災害。泥水に漬かり、押しつぶされた住宅の周囲からは「助けて!」という悲痛な叫び声が飛び交ったという。現場では21日も未明から、広島県警や自衛隊員による行方不明者の捜索活動が続いている。 それにしても突然の大惨事に対し、改めて危機意識の乏しさが浮き彫りになったのが安倍首相の行動だ。安倍首相は20日午前7時20分ごろ、山梨県鳴沢村の別荘を出て富士河口湖町のゴルフ場に移動。午前8時ごろから、森元首相らとプレーを楽しんだ。災害対応のために中断したのは1時間近く経ってからで、その後、サイレンを鳴らす緊急車両に先導され、高速道路を時速130キロでスッ飛ばし、午前11時に官邸に到着した。
■数時間でまた山梨へ 官邸サイドは安倍首相が午前6時半に関係省庁、機関に指示を出していたとして、危機対応に「問題なし」との姿勢だが、とんでもない。気象庁が広島市に土砂災害警戒警報情報を出したのは20日午前1時15分。市が避難勧告を出したのは午前4時20分だ。つまり、大災害は早い段階で予測できたのに、安倍首相はゴルフを強行したのである。 さらにあぜんとしたのが午後の行動だ。安倍首相は午後5時19分に公邸で西村泰彦内閣危機管理監から報告を受けると、午後6時前には公邸を出て、サッサとまた山梨県鳴沢村の別荘に戻ったのだ。 「災害現場では夜になっても多くの行方不明者がおり、自衛隊員のほか、大阪、兵庫など近隣の道府県警の警察官ら総勢1000人以上が徹夜で救助作業に当たっていた。夏休み中とはいえ、わずか数時間、官邸にいただけで別荘にとんぼ返りとは呆れますよ」(永田町事情通)
人間は異常・緊急事態に「本性」が現れる。ふだんは「国民の命を守る」なんてカッコつけている安倍首相だが、しょせん中身は薄っぺらなのだ。 政治評論家の山口朝雄氏がこう言う。 「国民の生命、財産を本気で考えている政治家なら、災害の全容を把握するまで公邸にとどまるでしょう。知らん顔して別荘に戻る感覚が理解できません。俺なら何をしても許される、というおごりを感じます」 別荘に泊まってゴルフ三昧の生活を送りたいなら、一刻も早く政治家を辞めるべきだ。
日刊ゲンダイ http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/152764
安倍首相のゴルフに批判 広島土砂災害、報告後にプレー
(08/21 06:00)北海道新聞 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/558005.html
安倍晋三首相が20日、広島10+ 件市の土砂災害の第一報を受けながら静養先の山梨県でゴルフを始め、約1時間プレーを続けたことに、批判の声が上がっている。首相官邸側は「一連の対応に問題はない」と火消しに躍起だが、野党は「政権のおごりだ」(日本維新の会若手議員)などとして安倍政権の危機対応を追及する構えだ。
広島10+ 件市内では未明に豪雨による土砂崩れが相次ぎ、政府には午前6時ごろ「行方不明者が多数。子供2人も生き埋めとなり、うち1人が心肺停止状態」との情報が入った。
これを受け、首相は滞在先の山梨県の別荘から6時半に被害状況の把握などを関係省庁に指示。一方で、7時20分すぎに別荘を出て、8時ごろから森喜朗元首相や茂木敏充経済産業相らとゴルフを開始。9時前に切り上げ、官邸に向かった。
政府高官は「6時30分に指示を出した後に被害が拡大した」として、首相の対応に問題はないと釈明した。
ただ、関係者によると、首相のゴルフ続行を問題視する指摘を周囲から聞いた菅義偉官房長官が8時半ごろ、首相側に電話し、中断するよう求めたという。
首相のゴルフをめぐっては、2001年の愛媛県立宇和島水産高校の実習船えひめ丸と米原子力潜水艦との衝突事故の際、当時首相だった森氏が一報を伝えられた後もプレーを続け、批判を浴びた。
安倍10+ 件首相も今年4月、熊本県で鳥インフルエンザが発生したとの報告を受けたが、「国民に無用な不安を与えないため」としてゴルフを続行、野党から批判された。
首相は今月9日夜から夏休みに入ったが、全国各地で豪雨被害が発生、シリアでの邦人拘束事件も起き、政府の危機対応に関心が集まっていた。
今回の首相の対応について、野党は国会での閉会中審査を要求し、追及する姿勢を見せている。<どうしん電子版に全文掲載>
北海道新聞 社説 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/558209.html
多数の死者・行方不明者を出した広島市の土砂災害で安倍晋三首相の対応に批判が出ている。
第一報を受けながら静養先の山梨県でゴルフを始め、約1時間プレーを続けた。菅義偉官房長官が電話で中断を求めたのを受け、東京に戻ったという。
集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈変更を進める際、首相は「内閣総理大臣である私は、いかなる事態にあっても国民の命を守る責任がある」と胸を張った。
土砂災害も国民の命に関わる問題である。首相の対応は疑問で、責任感が足りないと言わざるを得ない。即座に官邸に戻り、指揮にあたるのがあるべき姿だ。
安倍政権の緩みの表れだろう。緊張感を持って対応してほしい。
広島市の土砂災害は20日未明に発生した。早朝には多数の不明者がおり、心肺停止状態の子どももいるとの情報があった。
首相は被害状況の把握などを関係省庁に指示した後、ゴルフに出かけた。だが、スタートせずに戻る道はあったはずだ。
豪雨による土砂災害が多数の人命を奪うことは、昨年10月の伊豆大島で経験済みだ。広島県は全国でも土砂災害危険箇所が突出して多い。被害拡大への警戒心が十分だったとは言えない。
一緒にゴルフをしていた森喜朗元首相は、首相在任時に高校実習船「えひめ丸」と米原子力潜水艦と衝突事故の際にゴルフを続けて批判された。その教訓が生かされていなかったのではないか。
首をかしげるのは、安倍首相が災害対応を取った後の20日夕、また静養先に戻ったことだ。
犠牲者数が増え、行方不明者の捜索が続いていた。二次災害防止が求められ、自衛隊の追加派遣も必要になりかねない状況だった。
今後も激甚災害指定の検討、気象庁などの警報体制の検証、現地視察の是非など、首相の判断が必要になる場面も出てくるはずだ。
静養も必要だろう。だが事態の緊急性を考えれば、引き続き官邸に残って指揮を執るべきだった。
首相はきのう、夏休みを切り上げて東京に戻った。一連の行動を通して被災者に寄り添おうとする意欲が伝わってはこない。
官邸の対応も不十分だ。定例の官房長官会見は夏休み中だったが、臨時会見で被害状況や政府対応を発表しなかったのはなぜか。
野党は国会の閉会中審査で首相の責任を厳しく追及する構えだ。首相は積極的に説明責任を果たしてほしい。
天皇、皇后両陛下、広島の土砂崩れで静養の一部予定を急遽中止へ!一方、安倍首相は約6時間で官邸から別荘に戻って夏休みをエンジョイ!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-3570.html
広島の土砂崩れで30人を超える多数の犠牲者が発生したことから、天皇・皇后両陛下が静養の予定を急遽キャンセルしていたことが判明しました。両陛下は昨年も伊豆諸島が台風で大被害を受けた時も、静養の予定を取り消しています。一方で、安倍首相は8月20日午前にゴルフを中止して首相官邸に入りましたが、その日の内に再び山梨県の別荘に戻りました。首相が東京に居た時間は僅かに6時間程度で、両陛下とは雲泥の差があると言えます。
首相よりも権力の無い両陛下がここまで対応しているのに、肝心の安倍首相が再び別荘に戻るとか普通では考えれ難い事です。というか、支持者でも6時間で山梨県の別荘に戻ることは予想外だったのでは無いでしょうか?救助活動が一段落してから戻るのならば分かりますが、今も行方不明者が大勢いるのに別荘で遊ぶとか、ちょっと権力者として有り得ない対応をしています。まるで三国志に出て来る悪代官みたいです(苦笑)。 ☆両陛下、静養の一部予定お取りやめ URL http://sankei.jp.msn.com/life/news/140820/imp14082018500003-n1.htm 引用: 2014.8.20 18:50 [両陛下ご動静] 宮内庁は20日、広島市の土砂災害で大きな被害が出ていることを受け、天皇、皇后両陛下が22日から予定していた長野、群馬両県での静養について、一部の予定を取りやめられると発表した。 宮内庁によると、両陛下は災害について心を痛め、長野県軽井沢町滞在中に予定していた散策やテニス、コンサート鑑賞を取りやめられるという。 両陛下は、昨年10月の台風26号で伊豆大島などに大きな被害が出たことを受け、バレエ公演の鑑賞や、皇后さまの誕生日祝賀行事を取りやめられている。 :引用終了 ☆首相、再び別荘入り=災害対応中に静養 URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140820-00000149-jij-pol 引用: 時事通信 8月20日(水)20時38分配信 安倍晋三首相は20日夜、静養先の山梨県鳴沢村の別荘に戻った。広島市で起きた大規模な土砂災害の現場ではまだ行方不明者の捜索が続いており、天候によってはさらなる災害発生の恐れもある。発生の一報後もゴルフを続けたことに加え、対応の指揮を執るべき首相が東京を離れ再び静養に入ったことに批判の声が上がる可能性もある。首相は別荘に向かう前に、東京・永田町の首相公邸で、西村泰彦内閣危機管理監らから土砂災害の状況報告を受け、引き続き行方不明者の捜索と救助に全力を挙げるよう指示した。 :引用終了 ☆首相動静―8月20日 URL http://www.asahi.com/articles/ASG8N5VPKG8NUTFK00L.html 引用: 【午前】7時26分、山梨県富士河口湖町のゴルフ場「富士桜カントリー倶楽部」。森喜朗元首相、茂木経産相、岸外務副大臣、加藤官房副長官、萩生田光一自民党総裁特別補佐、山本有二同党衆院議員、笹川陽平日本財団会長、日枝久フジテレビ会長とゴルフ。9時22分、同県鳴沢村の別荘。10時59分、官邸。11時、危機管理センターで古屋防災相、西村内閣危機管理監。菅官房長官同席。23分、報道各社のインタビュー。 【午後】0時44分、北村内閣情報官。2時1分、公邸。5時19分、西村内閣危機管理監。7時42分、別荘。 :引用終了