汚染水貯蔵容量、90万トンに=福島第1、来年3月まで-東電
東京電力は14日、福島第1原発で汚染水を貯蔵するタンクについて、2015年3月までに90万トン弱の容量を確保する新たな増設計画をまとめた。原発敷地内に設置スペースを確保し、従来計画(約83万トン)から約7万トン増やした。福島県楢葉町の東電福島復興本社でこの日開かれた政府、東電による廃炉・汚染水対策現地調整会議で示した。東電は、新計画策定に当たり、原発敷地内4カ所に10万トン分の新たなタンク設置場所を確保。ただ、現在の設置作業の遅れなどから従来計画分を見直したため、増加分は約7万トンにとどまった。(2014/07/14-20:13)時事ドットコム