北朝鮮ミサイル 日本防空圏内の海上に落下=韓国軍筋聯合ニュース 3月26日(水)16時52分配信 【ソウル聯合ニュース】
韓国軍の消息筋は26日、北朝鮮が同日未明に発射した「ノドン」とみられる中距離弾道ミサイル2発はいずれも日本の防空識別圏内の海上に落下したと明らかにした。2発はそれぞれ662キロと645キロを飛行したという。 弾道ミサイルは平壌の北方から東に向けて発射され、日本防空圏の約10キロ内側に落ちた。 同筋は「北朝鮮は今回も航行禁止区域を設定せずミサイルを発射した」と指摘し、「発射前後にミサイルの軌跡周辺を飛行した航空機はなかったが、航行禁止区域を設定しないのは国際義務違反」と述べた。 北朝鮮が3日に発射した弾道ミサイルも約500キロを飛行し、日本の防空圏内の海上に落下した。4日に新型の300ミリ多連装砲を発射した際は成田発瀋陽行きの中国南方航空機が砲弾の軌道の下を約7分後に通過した。