作業員聞き取り、打ち切り=汚染水漏れ、弁操作特定できず-東電 時事ドットコム 2014/03/26-19:30
東京電力の相沢善吾副社長は26日、福島県楢葉町で記者会見し、福島第1原発のタンクで誤った弁の開閉操作によって汚染水100トンがあふれ出た問題で、作業員ら124人から聞き取り調査をしたが、弁を操作した人物は特定できなかったと発表した。聞き取り調査はいったん打ち切り、今後は窓口を設けて情報提供を呼び掛けるという。 同社によると、これまでに、監査部門を中心に10~13人態勢で聞き取り調査を実施し、原発構内の監視カメラも確認。相沢副社長は「できることはやったが、弁操作に結びつく情報は得られなかった」と話した。