震災犠牲者追悼のたこ揚げ=ガザ 2014/03/11-19:03 時事ドットコム
【ハンユニス(ガザ地区)時事】パレスチナ自治区ガザ地区南部ハンユニスで11日、東日本大震災の犠牲者を追悼し、子どもたち約1000人によるたこ揚げが行われた。日の丸が描かれたものなど色とりどりのたこが青空を舞った。 参加したビサーン・ムーサさん(13)は「わたしたちはあの恐ろしい日を決して忘れません。日本の人々の平和と安全を祈り、大空に希望のたこを飛ばします」と呼び掛けた。 ガザの子どもたちは2011年7月に1万2350のたこを同時に揚げるギネス記録を樹立。たこを「希望の象徴」として、12年からは、東日本大震災を追悼するたこ揚げを毎年3月に行っている。