雨水対策裏目…高濃度汚染水が雨どい通り外へ 読売新聞 2月21日(金)5時55分配信

東京電力福島第一原子力発電所で高濃度汚染水110トンが貯蔵タンクから漏れた問題で、雨水対策としてタンクに設置した雨どいが、コンクリートのせきの外に汚染水を流す役目を果たしていたことが20日、わかった。 東電は昨年11月、大量の雨水がせき内にたまるのを防ぐため雨どいを新設したが、対策が裏目に出た形だ。 今回の漏水では、ほぼ満水だったタンクに注水が行われた結果、タンクのふたと側面の継ぎ目付近から汚染水があふれた。汚染水の一部はせき内に落ちたが、大半は雨どいを通ってせきの外に流れた。 一昨年春にタンクが設置された当初は、雨どいはなかった。ところが、昨年10月に同原発を襲った大雨で大量の雨水がせき内にたまり、周囲に残っていた放射性物質で汚染されたうえ、せき外に漏れ出す問題が発生。東電は昨年11月から、タンクの屋根に降った雨は、雨どいで集めてせきの外側に排出することにした。

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