「1国では自国守れぬ」首相が法整備の意義強調
安全保障関連法案は27日の参院本会議で趣旨説明と質疑が行われ、参院での審議が始まった。 安倍首相は、北朝鮮の核ミサイル開発や中国による南シナ海での埋め立てや施設建設の強行などの具体的な事例を挙げ、「我が国を取り巻く安全保障環境はますます厳しさを増している。もはやどの国も1...
<安保法案>礒崎氏発言、与党も困惑…野党、辞任を要求
礒崎陽輔首相補佐官が安全保障関連法案を巡り、「法的安定性は関係ない」とした発言について与野党から批判の声が上がっている。安保法案は27日に参院本会議で審議入りしたが、野党からは礒崎氏の辞任を求める声も出ており、入り口から波乱含みの展開となっている。【高橋克哉、村尾哲】 ...
内閣府参事官、遺体で発見=登山中に事故か-屋久島
鹿児島県屋久島町の白谷川で23日、男性の遺体が見つかり、鹿児島県警屋久島署が調べた結果、25日までに身元は内閣府政策統括官兼情報保全監察室参事官の神原紀之さん(55)=東京都杉並区南荻窪=と判明した。当時の天候などから、登山中に事故に遭った可能性が高いという。 ...
森氏 見直し容認も恨み節「たった2500億円出せなかったのかね」
◇新国立競技場建設計画見直し 新国立競技場の総工費高騰の“キーマン”だった東京五輪組織委員会会長の森喜朗元首相は、競技場の現行案を「あのスタイルは嫌い」などと語り、態度を一変させた。 これまで、新国立競技場について批判することがなかった森元首相が態度を一変させた。巨額...
森喜朗氏「文科相は非礼」 次官には会議の予算ただす
2020年の東京五輪・パラリンピックの関連イベントの会合が21日、東京都内であり、議長を務めた下村博文文部科学相が途中で退席したことに、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相が「呼びかけた下村大臣がただちに退出するというのは極めて非礼」と不快感を示す場面があっ...
新国立撤回でも内閣不支持拡大 世論の逆風、政権危機感
安倍内閣の不支持率が支持率を上回る傾向が強まっている。報道各社の世論調査で反対が大きい安全保障関連法案の採決を、衆院特別委員会で強行したことが大きいとみられる。新国立競技場の建設計画の「白紙撤回」も支持率を反転させるには至らなかった。夏以降も世論が割れる難題が待ち構えており...
あれは安倍政権によるクーデターだった/石川健治氏(東京大学法学部教授)
あの日、日本でクーデターが起きていた。そんなことを言われても、ほとんどの人が「何をバカな」と取り合わないかもしれない。しかし、残念ながら紛れもなくあれはクーデターだった。そして、それは現在も進行中である。 安倍政権は7月15日の衆院の委員会で安全保障関連法案の採決を強...
安保法案廃案、2000人が訴え 静岡でパレード
衆院を通過した安全保障関連法案の廃案、憲法9条の順守を呼び掛けるイベント「いのちを守る 戦争させない・9条壊すな! 静岡総がかり行動」(同実行委主催)が18日、静岡市内で開かれた。参加者約2千人(主催者発表)が「戦争法案を廃案にさせるため全力で闘う」とするアピールを採択し、...